人と出会って、知り合いになって
会話が弾んだり、仲良くなったり。
いいものですよね。
人と新たに出会うからには、そうありたい。
ところが、
いつの間にか、意図せずして
ビジネスの勧誘だとか
セールス営業の流れになっている…
そういう場合もありますね。
はたまた、
別に知り合いになるわけでもなく、
仲良くなる流れでも全然ないけど、
声をかけられたり、電話を取ってみたら
いきなりセールスの営業だったわ!
なんてことも、よくある話。
その話の中身が
前々から興味があったこととか
欲しいと願っていたものとかなら
いざしらず、
欲しいとはまったく思ってないし
ビジネスやる気も、買う気もないから、
NOと言いづらい気持ちはあるけど
勇気を振り絞って
がんばって断っているのに、
なぜかさらに
何回も誘いのメッセージが来たり
畳み掛けられたりしてしまう…
何回も断っているはずなのに
なんで???
◇
実際に、こういう感じで
他人の頼みや誘いを断るのが苦手!
わたし、なかなかNOと言えない人…
と、たびたび困っている
クライアントさんがいます。
事情をよくよく聴いてみたら、
今回は
ビジネス勧誘やセールス営業を
断ってるのに、なんかうまくいかない…
という話でしたから、
わたしから、ある秘訣を伝えました。
そのときには
自分にできるかどうか
半信半疑だったクライアントさん。
翌日、思い立って、
断りの連絡を入れることができた!
相手の気分を害することもなかったし
それ以上言ってこなくもなって
すっっごく気が楽になった!
…と、喜びの報告が届きました。
いつも営業や勧誘を断るのに
ものすごい気苦労をしていた人が
サクっと断りの返答をできた。
そんな
自分がほしくもない
ビジネス勧誘やセールス営業を
99.9%!
気持ちよく断れる秘訣
知りたくありませんか?
◇
![](https://i0.wp.com/nan-noki.com/wp-content/uploads/2022/02/girl-talk-g10187ae07_1280.jpg?resize=512%2C384&ssl=1)
「知りたい!」と思った
そんなあなたは、もしかして、
「興味ない」
「知らない」
「よくわからない」
と言って、断ってはいませんか?
それ、NG。
残念ながら、それじゃダメなんですね。
こう伝えると、相手は
ハイそうですかと引き下がるどころか…
「じゃあこれから詳しく説明しますね❤」
と、むしろ喜んで
あなたの懐に入って来ようとするだけです。
そもそも、
ものごとに興味が湧かない理由は
たいてい「知らない」「よくわからない」
からであって、
「興味ない」は、
「知らない」「よくわからない」と
伝えているのとほとんど同じ
ってことになるんです。
◇
じゃあ、なんて言って断ったらいいの?
こう伝えましょう。
「わたしには必要ない」
「必要になったり、やる気になったら
自分から進んで行動しに行きますんで!」
これならOK!
こう伝え返したら、
99.9%「わかりました」と
あっさり引き下がってくれます。
勧誘する側、営業する側も
心ある人である限り、
それ以上食い下がると
人の信頼を損ねることくらいは、
わかっていますからね。
◇
勧誘する側、営業する側にしてみれば、
相手の
「興味ない」
「知らない」
「よくわからない」
を、如何にして
「興味ある!」
「もっと知りたい!」
にして、
「必要!」
「ほしい!」
と感じてもらうか、が
目的であり、使命ですからね。
「興味がないんで…」
(これ以上売り込まないでって
察してほしいんだけど!)
という、そっちの気持ちの
『察してほしい』は通用しないんです。
なので、
「話はだいたいわかったけど
(知ってるけど)
わたしには必要ないよ」
と、不要であることを
《明に》伝える必要があるわけです。
![](https://i0.wp.com/nan-noki.com/wp-content/uploads/2022/02/1267944_s.jpg?resize=640%2C304&ssl=1)
「興味がない」
「知らない」
「よくわからない」
という『いまの自分の状態』と、
「いらない」
「自分には必要ない」
という『自分の欲求、願望』とを
自分の心の中で切り分けて
相手との間に
しっかりと境界線を引いて
目の前の相手に伝えるべきことを
判断して、はっきり、伝えましょう。
売り込みや勧誘を断るというのは
そういうことです。
◇
あ、そうそう。
「そのうちに」
「一年後には」
という、
先延ばし系の断り方もNGですよ!
先延ばしした後で
求める望みが本当にあるのなら
いいんですけどね…
なにしろ、
勧誘を受けるか、断るか、
相手のほんとうの目的(勧誘・営業)が、
自分のほんとうに望むことに
マッチしてますか?
自分の声に、素直に耳を傾けて
判断して、
そのとおりに、相手に伝えましょうね。
◇
あれやこれやと言ってきましたが、
こういうの、
ほんとうは至ってシンプルな話で。
自分に必要ないもの、
ほしくもないものを勧められたら
「いらん」って言えばいい
本質は、たったそれだけなんですね。
「興味ない」とか「知らない」とか
「そのうちに」とお茶を濁すのも
絶対ナシ!とまでは言いませんけども、
後でモヤモヤしますよね。
◇
もっとも、そうは言っても、
「相手に悪いから」と
つい思ってしまって
断る返答をできない、言いづらい、
という感覚がどうしても拭えない…
…という感覚が
よぎってしまうのもあり得ますし、
そうなるには、
それなりの理由があります。
実は、そういうわたし自身が
昔から、そうなってしまいがちな
「NOとなかなか言えない」人で、
自分で、自分の感覚に
しょっちゅう、悩まされています。
ですが、本当に悪いのは、
自分が
必要もなく、ほしくもないものを
手にすること
そして、
さも、場合や気分によっては
必要になるかのように
相手に誤解させること
なんですよね。
それじゃ結局
お互いのためにならないんです。
◇
NOを言えない感覚には
それなりの理由がある、とか、
断るにしても、
どう伝えたらいいのか?と
いうのもあって、
自分も相手も尊重する伝えかたが
あるにはあるんですけども。
ほんとうは、そこに言及してこそ
カウンセラーらしいメッセージ発信に
なろうというものでしょうが…
それぞれ、別の話として
そこそこ長くなりますから、
また別の機会に、としましょう…
ビジネス勧誘やセールス営業を
確実に、気持ちよく断るには、
率直に「必要ない」「いらない」と
伝えましょう!
![](https://i0.wp.com/nan-noki.com/wp-content/uploads/2022/02/2650994_s.jpg?resize=640%2C427&ssl=1)