不登校の問題解決、本当のはじめの一歩はここ!

子どもの不登校。

わたしの周囲でも、
不登校の悩みを抱える方が
少なからず見受けられます。

 

近年、マスメディアでも
不登校の問題が報じられることが
ますます多くなってきましたし、

ここ1、2年ほどはコロナ禍もあってか、
テレビなどのニュースや特集報道でも、

学校の授業のオンライン化とか
フリースクールなどの支援機関での
ユニークな取り組みが紹介されて
不登校の問題解決へも、といった内容が
目立ちます。

 

社会的な支援手段が多様化することは
どうしても学校に行けない子どもたちの
受け皿が多く用意されることでもあり、

子どもたちの選択肢や可能性を
拡げる意味で、いいことでしょう。

 

しかしながら、これらの場所は
子どもたちの本来の登校時間や
授業学習を補完的に支援することが
主眼に置かれていて、

不登校の本質に向き合って
根本的な問題解決を目指せるところとは
残念ながら言えません。

 

 

社会的な子どもたちの受け皿は、
あくまでも、対症療法に過ぎません。

これだけでは、
不登校の問題を根本から解決するには
片手落ちと言わざるを得ないのです。

 

では、不登校の本質とは、
根本的な問題解決への第一歩とは
なんなのでしょうか?

 

目を向けるところは、たったひとつ。

それは…

 

家庭内の生活環境や
人間関係を見直すこと

 

不登校の問題の
本質
はここにあるのです。

家庭に、先に目を向けなければ、
根本的な解決には、まず至りません。

 

 

不登校という現象は、子どもが
自分の居場所を見失っている状態です。

子どもが、どこへ行っても、
どこに居ても、安心できない状態
陥ってしまっているのです。

 

家庭でも、
学校でも、
学習塾や習いごとの場でも、

フリースクールなど、
不登校の子どもたちの受け皿と
なっている施設や機関でも…

どこに居ても
安心して過ごしていられず、

当の子ども本人が
あまりにも気を遣いすぎて
心身が
疲れ果ててしまった、

その結果が、不登校なのです。

 

これまでにできていたはずのことが
全然できなくなるほどどうしようもなく
心身が疲れ果ててしまったら、

大人ですら、回復は大変です。

社会的に強い存在とは言えない
子どもたちが回復する大変さは
察するにあまりあります

 

 

子どもがいちばん長く
時間を過ごす場所はどこでしょうか?

子どもが物心つく前から
いちばんはじめに居る場所は
どこでしょうか?

 

子どもだって外へ出ます。
遊びに行ったり学校へ行ったり。

外で辛いことがあったり、
ほかの子どもや大人や
外のものごとに気を遣ったりしたあと、

子どもは、どこでなら
ゆっくり過ごせるでしょうか?

 

もっと言いましょう。

 

子どもは、いつも、
どこで寝てますか?
どこで休んでますか?

 

ほかでもない、家庭です。

 

なんらかの事情による例外は
もちろんあるでしょうが、

それにしても、基本としては
家庭だと言って間違いありません。

 

 

子どもにとっての、
最初の居場所、基本になる居場所の
家庭という場で、

子どもがどれだけ落ち着いて、
気を遣いすぎずに居られるか。

それこそが、子どもにとっての
『居場所に対する安心感』です。

 

そして、家庭が、子どもにとって
安心できる居場所となるために
必要不可欠な要素は、なんといっても、

家庭内(養育環境)の安心感に、
親御さん(養育者)の安定感です。

 

じゃあ、そんな安心感や安定感を
持つためにできることをやればいい、と

理屈としてはそうなるのですが、
言うほどそう簡単なことではありません。

 

どうすればいいかがわかっているなら、
わかっていて淡々とできるくらいなら、
問題はそもそも起こってないはずです。

したがって、家庭環境や親御さんの
安心感や安定感を支える
さらなる存在が必要となるのです。

 

 

繰り返しますが、

不登校の子どもを支援する社会的な機関
例えば、学校、塾、フリースクールなど…

これらの場所は、あくまでも
子どもたちの本来の登校時間や
授業学習を補完的に支援することが
主眼に置かれているところで、

家庭内の安心感、親御さんの安定感という
不登校を引き起こしてしまう
問題の本質に向き合うところでは
残念ながらありません。

 

不登校の問題解決にあたっては
お子さんへの働きかけも大事ですが、

親御さん(養育者)への
ケアや働きかけも、
同等以上に大切です。

 

親御さんのケアや働きかけを
なんのしがらみもなく、
問題を抱えて悩むご本人の
気持ちと事情に
向き合って
一緒に解決を考えることができる
存在…

それが、カウンセラーと呼ばれる
人たちなのです。

 

不登校の問題の本質に向き合い、
解決に向けて一歩踏み出すために、
ぜひ、カウンセラーに相談してみてください。

 

わたしも、相談に応じております。

 

◇◇◇

『なんのきの木かげ』では、
あなたのお話に寄り添うだけではなく、
ケアをして癒やされるだけでもなく、

問題の本質に向き合って
あなたと共同で、解決へ取り組みます。

ひとりだけで解決できる問題は
意外にも少ないもの。
それが困難だから、悩みで辛くなるんです。

不登校こそ、ひとりだけではもちろん、
当事者のご家族だけでは解決し難い問題

どうぞ、相談しに来てくださいね。

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