光が強すぎて前が見えないなら

なあなあ

早く前に進まなアカンって思って
いつもかなりがんばってるけども…

 

なに?
周りを見れば見るほど
言ってることがわかんなくなって

何したらいいか
ワケわからんようになって

早くやんなきゃ置いてかれる…
と焦って

 

しんどいんやろ?
キツいんやろ?
ホントは



あー
目の前に太陽の光が

なるほど
確かによう射してるわね

 

それはいいとして
どうやら

周りに太陽があり過ぎる
ようでもあるわね

 

もしかしたら、
ひたすら光ばっかり追って
見続けてるからじゃないかい?

そんなに
目の前が見えなくなって
焦って焦って
しんどくなってしまうのは

 

 

そりゃあ太陽は必要だし
なかったら困るわ

そのくらいありがたいもんやけど

 

太陽の光ばっかり
ずっとがんがん浴びてるようじゃ
日照りして肌も焼けちまうし

太陽の光ばっかり
ずっとじーっと見つめてたら

その後しばらく
なんにもみえなくなってしまうだろ

 


ひかりがどんどんもたらされて
あかりでひたすら照らされて

光源ばっかり見つめてたら眩惑するよ

 

まぶしすぎて
なんにもみえなくなっちゃあ

そりゃ
元気がなくなってしまっても
しょうがねえ

 

 

影を見つめるほうが
大切なことだって
案外多くあるわね

 

ひなたから ひなた見るよりも
ひかげから ひなた見るほうが
ひなたの光景 よくよく見える

ひかげの中では ひかげの光景見えるけど
ひなたからは ひかげの光景見えやしない

 

元気が出なくてもええの

 

そんなときは

かげに入って
道草食いながら

 

ゆっくりと周りを眺めるとしよう

きっと よく見えるさ

 

木かげにおいで
落ち着くから