「イヤんなるわ!」な心の問題を切り分ける5ステップ

イヤんなるわ!

 

「もう!
なんでいつもあの人はああなんや!」

「なーんでこう、
あの人と話すと
いつも後味の悪い気分になるん!」

「あの人にこう言われてヘコんだわ…
なんであんな言われ方せなならんの?」

「あいつあんな言いかたする!?
あんなふうに言われたら
さすがにムカつくわ!」

『なんで自分がこんなに
傷つかなきゃいかんのよ…』

 

「もう、腹立って
今なんも頭まわらんわ!」

「あの人のことは、あのときのことは
もう考えたくもないわ!」

『むー。もう忘れたい!』

『めんどくさい!どーでもいい!』

 

「ああ…今日もまた
あの人と話がうまく行かなかった…」

「はあ…なんであの人とは
いつも話がかみ合わないんや。
話が通じんわ…」

『話せば話すほど、きけばきくほど
モヤモヤするんや…』

『なんでこんなに
ちぐはくになってしまうんや…』

 

でも

 

そのままにしておいたら
また傷ついたり、モヤモヤしたり
ムシャクシャしたりしてしまう…

 

…と、わかっているはずなのに

 

ぐるぐるぐるぐる堂々巡り…

疲れる…

 

なんでイヤんなるんやろ

 

んむー。
確かにそう。

そうなのだけども…

 

まずは、傷ついたり、モヤモヤしたり
ムシャクシャしたりしてしまう
その感じが鎮まるのを待とうか。

鎮まったら、自分の感情に
ちょっと向き合ってみようか。

イヤんなったそのことに対する、
心の奥底にある思いを見ようってこと。

 

腹が立つ、傷つく、
モヤモヤする、ムシャクシャする…

そんな感じが起こるときってのは、
自分の期待ではない反応や結果が
返ってきたとき

自分の期待ではないってのは、
自分のほんとうの思い(自分の中の声)と

違うから、ということ。

 

だからイヤんなる

要するに
「思うてたんと違う!」ってヤツや。

 

だとすると、ほんとうのところ
自分はどう思っているんだろうか?

 

自分のほんとうの思いと違うから?

 

「思うてたんと違う!」ってなるのが
自分でわかっているんだったら、
さすがにこんなに
イヤんなることなんて
ない気がするのだけども…

なんでそれでもイヤんなるの???

よくわからない。

 

自分の中にあるほんとうの思いって
なんなのか

自分の中の声って…

ますますモヤモヤしてよくわからない。

 

なんで?を引き出すよりも

 

んむー。そこはねえ…

その「なんで?」を追ったところで
自分のほんとうの思いからは
余計遠ざかるハメになってしまうんよ…

自分以外の、ほかの誰かとか
ほかのものごとに原因を見つけて
そっちのほうを
どうにかしようとしてしまうから
ね。

 

いま「なんで?」って思いがあるのは
間違いないけれども、
ここはいったん脇に置いておいて

心の問題を切り分ける
5つのステップを辿るのがいいな。

 

それをやると、

自分の思いが見渡せるようになる。

そうなったら、
すでにあなたの視野は広がっている
感情がたかぶっているときよりはね。

すると、
より冷静に状況を見ることができるし、
自分ができそうなことも見えてくる

 

ムシの居どころが悪くなったときには
なかなか悪くない手段だと思うんだ。

 

つい「なんで?」って思ってしまうのが
悪いから止めようって話ではないよ。

焦りは禁物だ。

 

心の問題を切り分ける5つのステップ

 

感情が鎮まるのを待ってから、
この5つのステップに答えてみる。

自分の手を使って、
一気にどんどん書き出してみる
いちばんいいね。

 

1.「相手とうまくいかなかった!」
 そのときの自分の気持ちは?
 自分の言い分は?

2.その中で、自分が相手に
 受け止めてほしい気持ちや言い分は?

3.それをもっと詳しく言うなら?
 別の表現をするなら?

 あるいは、具体的にはどういうことか?

4.いま、自分の内側に出てきた思いは?
 自分は何を望んでいるのか?
 願っているのか?求めているのか?

5.それを満たすために、
 自分がちょっとだけ、あと5%力出して
 できることがあるとしたら?

 

できる限りたくさん、
どんどん書き出していく。
吐き出す!出し尽くす!

必ずしも順番通りでなくても構わない。

ひたすら出して書いているうちに、
ひとつひとつが、どのステップのことか
見えてくることもあるから。

そのうち整理されていく。

うまく整理できなくても構わない。

いちばん大事なのは、
決めた一定の時間の中で
できる限り吐き出す!出し尽くす!こと。

 

自分の声を引き出す方法

 

この5つのステップは、

 

ある相手とうまくいかなかったとき、
どんな気持ちになったか?
なにを言いたかったか?

それを、自分の手を使って
書き出していくところから始めて

自分の声を引き出していき、

 

最終的には

『さしあたり自分からできそうな行動』

を引き出す、

心の問題を切り分ける方法です。

 

ひとりでも取り組める方法ですが
誰かと一緒にやってもいいですね。

「そんなうまくいく気がしない…」
「感情がどうしても鎮まらない…」
「やってみたけど、こんなんでいいのか…?」

そう感じたときは、
『なんのきの木かげ』に来てください。

あなたの心の問題の切り分け
一緒にやっていきましょう。

 

◇◇◇

 

『なんのきの木かげ』では、
あなたのお話に寄り添うだけではなく、
ケアをして癒やすだけでもなく、

あなたのイヤんなるわ!」を受け止めて
心の問題を切り分けて、
あなたが本当に願うこと、できることを
引き出すお手伝いをしています。

「イヤんなるわ!」の堂々巡りに疲れる…
という気持ち、吐き出しに来てください。

そんなあなたのために
門扉を開けてお待ちしております。

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