心理カウンセリングって高額!?心療内科とのコストの違いって?

なんか、どうにかしないと
わたし、ヤバいかも

…という気分に陥って
心がしんどくなって

でも、自分ではどうにもならない!

と、いつの間にか、図らずも
何かに追い詰められたような感じに
陥ることが、あったりします。

たとえば、こういった…

・夫(妻)と、話が通じない…
 話せば文句の言い合いばっかり!

・子どもが不登校になってしまった…

・親兄弟からの先回り、お節介。
 なにかといちいちつけらえる難癖、ケチ。
 長年延々と続くのに、切り離せない…

深刻な状況になってしまって、

さらに、そのままにしていたら

わたし、ますますしんどくなる…
もしかして心が病んでるのかな?

こんな自分って、ダメなのかな?
親として、パートナーとして、失格だ…

という思いが頭をよぎって
どんどん募っていくでしょう。

で、なおさら、しんどくなって
ますます気が滅入る…

そうなったときに、

いったい、
どこへ行ったら相談できるのか…?

心療内科へ行くべきか、
カウンセリングを受けるべきか、

迷う方は、かなり多いです。

検討する要素は
相談されたい方のご事情によっても
さまざま考えられますが、

ここでは、ひとつ、
たいていの方が気になるであろう

コストの観点
どう考えたらいいか、

わたし自身の実体験をもとに
一例として、お伝えしたいと思います。

あなた自身が悩んでなかったとしても
友人・知人の方が、こういったことで
悩んでいるかもしれません。

ぜひ、ご参考にしてくださいね。

心療内科(精神科)の料金は?

かつて、10年あまり
精神科への通院を経験した
わたしの実体験では…

診療1回あたりの窓口支払額は
処方薬の代金も含めて、だいたい
2,000円~2,500円くらいでした。

ただしこれは、
自立支援医療制度による
1割負担が適用
されていたときの話です。

健康保険の通常3割負担であれば
6,000円~7,500円ほどになります。

週1回(月4回)通院したとすれば
24,000円~30,000円ほど。

勤め先などに診断書を提出する必要があれば
その都度、書類発行料も加算されていきます。

もっとも、実際に掛かる医療費は、

疾患の種類、症状の重さや
診療の内容、処方薬の量や薬価によって
さまざまに変わってきますが、

先に示したわたしの場合で言えば

適応障害、うつ、といった
気分障害の中程度の症状
で、

かつ、処方される薬の量も
さほど多くはありませんでした
から、

1回あたりの医療費の
窓口支払額としては
おおむね最低ラインと考えていいでしょう。

心理カウンセリングの料金は?

一方、心理カウンセリングの料金は?
というと

個々の相談室やカウンセラーによって
さまざまですが、

わたしの心理相談室
『なんのきの木かげ』では
カウンセリング1回あたりの通常料金
以下のように定めています。

60分 12,800円
90分 17,800円
120分 22,800円

心理カウンセリングにしても
どのくらいの回数で、ペースで
お受けになるかによりますけども、

窓口支払額としては、
確かに割高感があるのは否めません

お金以外のコストの差が大きい!

ただ、
クライアントさんが支払うコストには
お金以外の要素
もあって…

(クライアントさんというのは
 心理カウンセリングであれば、相談者さん、
 心療内科などの診療の場であれば、患者さんですね)

医療機関で診療行為を受けるとなれば、

・通院時間
・待合室での待ち時間

・診察中、あなたが話をできる時間
・あなたの話をきいてもらえる時間

・薬局へ移動する時間
・薬を受け取るまでの待ち時間

さらには
こういった時間に使われる心身のパワー

そう、お金だけではなくて

意外と、結構な時間と、心身のパワーをも
確実に払っている
という事実があります。

一方、
心理カウンセリングはどうかというと?

・通院時間
・待合室での待ち時間


対面であれば、相応のご足労はありますが
場所や移動手段はある程度柔軟に対応可能。
また、オンラインであれば皆無です。

・診察中、あなたが話をできる時間
・あなたの話をきいてもらえる時間


時間いっぱい、まるまる、あなたの時間です。
また、あなたにとって本当に必要な
心のケアや成長のアプローチを受けられます。

・薬局へ移動する時間
・薬を受け取るまでの待ち時間


心理カウンセリングは
医療を施すところでも
投薬判断を下すところでもなく、
薬物の処方箋を出すこともありませんので
これらの時間は、当然、なし!です。

要するに、

時間と、心身のパワーを
浪費してしまう要素はほとんどない
わけです。

医療を受ける必要があるかないか?の相談こそ

ここでもうひとつ
強調しておきたいのは、

心理カウンセリングでは、

心療内科や精神科へ行って
医療行為を受ける必要があるかないか

それ自体の相談もまた、
一緒に検討することが可能なのだと
いうことです。

心理カウンセラーは
お医者さんのように
精神や身体の疾患を判定したり
医学的に治療することはありません
が、

相談者さんにとって必要そうと考えられれば
医療の方向性をおすすめすることもあり得ます

実際には、案外
そこまでに至らないケースのほうが
多いんですけどね。

さらに言えば、

医療を受けておられる方が
心理カウンセリングを受ける場合に
医療行為を強制的に止めさせることは
決してありません。

ともあれ、
心理カウンセリングを受けるのがいいのか

はたまた、心療内科(精神科)で
医学的治療を受けるのがいいのか

それぞれ、
期待できる効果もさることながら

コストの観点でも検討することは
現実としてある
はずです。

コストの観点では、
窓口で支払うお金の大小だけではなく、

時間、心身のパワーといった
お金以外の要素、いや、

お金に間接的に影響する要素も踏まえて

トータルで、コストをとらえて
考えてみてほしいのです。

こういった、
心身のケアの方向性そのものも

当相談室『なんのきの木かげ』では
安心してご相談いただけます。

医療行為への一方的な
レッテル貼りやガイドはもちろんのこと、
当相談室への一方的、強制的な来訪も、
こちらからは行うことはありません。

あなたにとって最善の選択を
親身になって、一緒に考えていきます。